広告であるための3つの定義

そもそも[広告]とはどういったものでしょうか。

身近にある様々なデザインは、果たしてすべてが広告なのでしょうか。

ごくごく普通のポスターは広告ですよね。

では、ボールペンは?

ケータイ本体はどうでしょう?

 

もちろん、広告とは違いますよね。

いえ、ある意味では社名やその商品そのものの宣伝になっているのかもしれませんが、今回は割愛します。

ともかく、一般的に広告と呼ばれるものには、実はきちんと定められた定義があるのです。

街中や電車のポスター、看板、テレビやラジオCM、WEB広告バナーなどを思い浮かべながら広告の定義を確認してみましょう。

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広告について

広告(英:advertisement)は、宣伝活動のひとつです。

 

「広告とは、非人的メッセージの中に明示された広告主が所定の人々を対象にし、広告目的を達成するために行なう商品・サービスさらにはアイデア(考え方、方針、意見などを意味する)についての情報伝播活動であり、その情報は広告主の管理可能な広告媒体を通じて広告市場に流されるものである。

広告には企業の広告目的の遂行はもとより、消費者または利用者の満足化、さらには社会的・経済的福祉の増大化などの機能をも伴うことになる。

企業の他に、非営利機関、個人などが広告主となる場合もある。(小林太三郎著「現代広告入門」第2版)」

 

つまり広告とは、情報の伝達を目的とした上で顧客の関心を引き寄せ、社会に繋げていくことが求められています。

そしてその広告であるためには、3つの条件が整っていなければなりません。

国際的に見た広告の定義としても、その3つの条件は[広告]として重要です。

アメリカマーケティング協会やアメリカの多くの研究者の定義を踏まえて、定義づけたものがあります。

 

広告の3条件

広告のカテゴリーとなる3条件は、

 

  • 管理可能な広告媒体

(広告主が宣伝しようとする場合、新聞記事やテレビ番組に取り上げてもらう管理不可能なパブリシティと区別するためです)

  • 非人的メッセージ
  • 明示された広告主 (advertiser) が行う

 

ということです。

広告はあくまでも宣伝です。

何かを強制するものでも、意図がわからないものでもありません。

たくさんのデザインが蔓延している現代では、広告が[広告]であるために、この3つの条件が必須なのです。

 

引用参考 広告