ブランディングという言葉、よく聞きますよね。
では実際のところ、どういった効果があるのでしょうか?
ブランディングとは
顧客の視点から、ある会社(またはある商品)を見たときに、共通して持つイメージのことです。
いわゆる[ブランド価値]を高め、顧客の信頼や共感を集めていくことで、会社を向上させるためのマーケティング戦略の一種です。
ここでいうブランドとは、高価な商品だけに限りません。
その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体、また人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、営利・非営利、有形無形を問わず、ありとあらゆるものが該当します。
ブランディングの6つの効果
- 競合との差別化
ブランドネームやロゴなど、他競合とは区別されて認識されるようになります。
- 選択意思決定の単純化・固定化
顧客の知識が整理されたうえで、良い印象を抱くことになり、再び同じ物を選ぶようになります。
- ユーザーのロイヤル化
親しみや信頼が増大されることで、ブランド・ロイヤルティが形成されていきます。
- 価格競争の回避
『顧客にとっての価値』が訴求され、提供品質を無視した価格競争に参加する必要が無くなります。
- 価格プレミアムの獲得
同じ品質・スペックの商品について、競合よりも高い価格で販売が可能になります。
- プロモーションコストの削減
以上のことから、販売促進の必要度を低下させることが可能になります。
結論:顧客は[安心]を買う
ブランディングの最もたるところは、やはりその企業に対しての[安心感]でしょう。
多くの顧客は、はじめて見る商品(あるいはサービス)を購入する際は、まず安心感を求めます。
なお、ここでいう購入とは、物理的な物販のやりとりに留まりません。
サービスを受けるときや無料のものであっても、あるいはだからこそ、顧客は安心を求めるのです。
顧客は「この企業であれば購入する」という意思決定を持っています。
ブランディングをきちんと行えば、[企業価値]も上がっていくのです。
引用参考 ブランディング