2020.07.03

“共感”が鍵を握る応援消費

皆さま、こんにちは。

感染症の危機と隣り合わせで生活を送らざるを得ない現在、そろそろ仕事の疲れが出てきてはないでしょうか?私は先日、久しぶりに甘酒を飲みました。美肌効果があることで有名な甘酒、実は眼精疲労にも効果があるそうです。飲む点滴と言われているくらい栄養たっぷりの飲み物です。コンビニなどでも手に入るため、手に取ってみてはいかがでしょうか。

さて今回のテーマは、「応援消費」です。

人や商品、お店、企業、地域などを応援するためにお金を使うことを指しています。

元々は被災地支援のための消費を指す言葉でしたが、

最近では「ふるさと納税」や「好きなミュージシャンやアイドルへの消費」「クラウドファンディング」などが当たります。



ジャパネット銀行が行った「応援消費」に関する意識・実態調査の結果、

約60%の人が、お金は誰かのためや共感できるモノに使いたいと回答
「モノ」より「コト」消費を重視したい人が54%
約3人に1人が「応援消費」経験あり。
非経験者でも2人に1人は魅力的な考え・行為と思っている

ということがわかりました。

外出自粛で遠出ができない・多数のイベント開催中止になるいま、多くの人が自宅にいる時間が増えています。こうした中で「お金の使い方」に変化があったのだと考えられます。

生産者をはじめとする人々を支援し、応援するために消費することができる。

社会の課題や悩みにアプローチすることは、生活者の中に強いファンをつくることにも繋がります。


マーケティングの面からみると、生産者や企業は消費者に、飽きさせずに購入を持続させる仕組み作りが必要になってくるでしょう。エンタメ業界や観光業界も新型ウイルスにより新しいライフスタイルが定着化するいま、新しい価値観に応えることが鍵になっていくでしょう。