広告、といってもその種類は多岐にわたります。
広告を掲載する媒体によって、効果的なアプローチ方法も変化するのです。
先ずは広告の種類を確認してみましょう。
広告媒体
通常、広告主(アドバタイザー、クライアント)と媒体(メディア)の間に、媒体から権限を委ねられた広告代理業が介在し、広告主は広告代理業に対して料金などの交渉を行うことになります。
広告媒体にはマスコミ四媒体と他の媒体があります。
マスコミ4媒体
- 新聞広告(効果指標:日本ABC協会公査による発行部数、注目率)
- 雑誌広告(発行部数)
- ラジオ(聴取率)
- テレビ(効果指標:セッツ・イン・ユース、視聴率、GRP)
他の媒体
屋外広告
屋外広告は常時または一定期間、屋外で公衆に表示される看板類のことです。
屋外広告物法、建築基準法、道路交通法や条例などにより制限があります。
交通広告やバスシェルター (Street Furniture)、POP広告などを含めた媒体をOut Of Home Media (OOH)といいます。
屋外広告の種類
- 大型映像ボード
電光掲示板とも呼ばれ、LEDによる大画ビジョンのことです。
- デジタルサイネージ
デジタル映像パネルで駅構内やショッピングモールなどに設置されています。
- 電柱広告
コミュニティの情報源になります。特に住所を知るのに便利です。
- 消火栓広告
公道上に掲出できる数少ない広告でもあります。
消火栓標識の下が広告スペースとなっており、防災活動への協賛で地元へのイメージアップにつながることができます。
- ネオンサイン (Spectaculars)
繁華街のビルの屋上や壁面などに設置されています。
- ビルボード (billboard)
都市部のビルやマンションなどの屋上に設置された大型の看板をいいます。
- ポスターボード (Poster Panels)
主に街路に設ける看板のことです。
アメリカでは1本のポールで支える30シートポスターと8シートポスター、大型のペイントブレティンなどがあります。
野立て看板は鉄道や幹線道路沿線の田畑に設置されるもの、駅構内に設置されているものは交通広告に入ります。
野球場、サッカー場などの施設広告はOOHになります。
このように、広告の媒体はさまざまです。
宣伝する内容やターゲットに合わせて上手に使いこなしましょう。
引用参考 広告