皆さま、こんにちは。
先日とある駅構内の自動販売機の中に小さなフクロウ型ロボットが接客していました。利用者に沿っておすすめ商品を教えてくれました。
ロボットはいま私たちに身近なところまで普及しています。
ということで本日のテーマは「スマートロボット市場」です。
新型ウイルス影響拡大により新しい生活が求められるなか、ロボットとともに私たちのライフスタイルも大きく変容していきます。今回は3つのスマートロボットから次世代スマートロボットの可能性を探ります。

Pepper
通称「ペッパーくん」。2014年ソフトバンクから発売され今では多くの国民が認知するまでになったペッパーくんは最新の人工知能技術が搭載されたスマートロボットで、人の表情や声から感情を判断する「感情認識機能」が備わっている。しかも、そのデータから自ら感情をもち、それを仕草や行動で表現することもあります。また、写真を撮ったり踊ったり、スマートフォンと連動してニュースや天気を教えてくれたり、伝言を残したり、といったコンピューターならではの機能も持ちます。その上で語学を教える、本の読み聞かせをするなどといった教育的な行動も可能という次世代コミュニケーションロボットです。
RoBoHoN(ロボホン)
外に持ち歩けるサイズ感で通話ができるスマートロボット「RoBoHoN」。コミュニケーションやカメラ機能にスケジュール管理から、GRS機能も搭載しています。オーナーのいる場所に合わせて必要な情報を教えてくれます。地図やルートをプロジェクターで見せてくれます。家族の一員としてコミュニケーションの新しいカタチを作ります。またシャープは6月1日よりホテルなどで接客するサービスを始めると発表しました。従業員が遠隔地から客と会話できるように機能「遠隔接客サービス」を拡充。新型コロナウイルスの感染拡大で、なるべく人と接触せずに接客するよう求められていることに対応します。
Kebbi Air
台湾で人気のAIスマートロボット。応用性が高く、価格が手頃のため様々なシーンに対応可能なコミュニケーションロボット。コミュニケーションに必要な音声認識、チャットボット、画像認識などのAI機能、マイクアレイ、カメラ、タッチセンサーと人感知センサーなど多くのセンサーを搭載。
台湾では2019年に展開し、AI教育用ロボットとして既に台湾の約500校の授業に導入実績を持っているとのこと。日本でもKebbi Airが法人向けに、6月1日より正式に販売開始。市場での希望小売価格(定価)は税別で14万8千円と手軽な価格にて販売を開始。 Kebbi Airと連動した、体温検知ソリューションを近々、提供開始する予定です。
スマートロボットというと20万円ほどと高価で決して買いやすいものではないのが現状だ。今後市場拡大していくには、低価格はもちろんのことロボットと連動したソリューションの展開、サブスクプランなど簡単に生活に取り入れることができるものに需要が出てくると思います。この需要に対してどうマーケティングしていくか、またマーケティングロボットを導入し利用者の購買行動を分析、新たな価値創造の可能性の検証をしていくかが鍵となりそうです。