2020.09.17

最新都市型商業施設のマーケティング手法④

皆さま、こんにちは。愛幸毎日ブログ89日目です。
本日は閑静な住宅地にオープンした複合施設と異空間を紹介します。
ニッチなニーズに応えること、様々な人の生活スタイルに合わせた暮らしの提案をする施設やお店が、繁華街から遠くはない住宅地に続々とオープンしています。
最新のまちづくりのヒントを探します。

・芸術銭湯カフェ 宮の湯

地元で愛された根津にある築約70年の銭湯「宮の湯」が、大人のための異空間「芸術銭湯+cafe」として2020年6月にオープンしました。本物の芸術を体験しながら、コーヒーとワインを楽しめるカフェとなっています。銭湯の姿がそのまま残されていて、新進気鋭の芸術家たちの作品など様々な美術作品が展示されています。

近年の家庭への風呂の普及と店主の高齢化に伴い、地元に根付き町のシンボルになってきた銭湯の多くが店を閉めています。こうした銭湯をリノベーションしカフェや洋服屋に生まれ変わらせるというのがトレンドです。令和になった今も。昭和レトロな雰囲気やなつかしいノスタルジアな場所というのは20代の若者を中心に人気があり、“インスタ映え”するスポットとして観光地になり、新たな価値を与えてくれます。若者の活気を戻すための有効的なマーケティング手法です。


・BONUS TRACK(世田谷代田)

小田急電鉄株式会社が開発を進める「下北線路街」に、新たなスタイルの商店街「BONUS TRACK」が4月に開業しました。小田急線下北沢駅と世田谷代田駅のちょうど真ん中にあります。店舗・住宅一体型のSOHO4棟と4店舗の商業棟からなる新たなスタイルの商店街です。下北沢といえばのカレー屋やおかゆ専門店、全国の発酵食品を集めた発酵デパートメントなど下北沢らしいマニアックな店が集まっています。

地域に根差した“ローカル”、社会課題解決に資する事業を展開する “ソーシャル”、ファッションや本、音楽などの文化を発信する“カルチャー”に関わる個性的なテナントを混在させることで、これからの不動産施設の在り方を探っていき、社会的意義の追求やエリアの価値向上を目指すとのことです。こうした新しい商店街での発展には目が離せません。


「銭湯はお湯につかるのが目的だ」とか「商店街はこうあるべきだ」といった「空間」を固定観念にとらわれず新たな価値観や多様性を生み出すことが、近年求められているまちづくりです。多様な人種の人たちや価値観を持った人が共存できるということがポイントになっていくでしょう。

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