2020.05.25

需要高まるスマートストア

皆さま、こんにちは。

今日は朝から気温が上昇して長袖では暑いくらいですね。

さて今回は、【デジタルテクノロジー】から「スマートストア」をピックアップします。

最近、何かと「スマート〇〇」という言葉を耳にする機会が増えています。スマートテレビ、スマートスピーカーなど、これらは「高度な情報処理技術によってユーザーの利便性を著しく向上した製品や、何らかの自動化を伴う改革」を指します。スマートストアとは、セルフレジやRFIDと呼ばれる電子タグ、さらにはAIなどといったIT技術を活用して、業務効率化や顧客データの収集をはかる店舗のことです。    

〈アメリカでの事例〉

EC大手Amazonは、2018年1月にシアトルにて無人店舗「Amazon Go」をオープンしました。Amazon Goはレジがなく、店舗スタッフもいないのが特徴です。買い物のさいはAmazonのアプリを使ってQRコードをスキャンして入店、商品を取って店を出るだけで会計までが完了します。返品は一度とった商品を棚に戻すだけです。Amazonのアカウントにログインしたスマートフォンをもっていれば、Amazon Goでキャッシュレスな買い物体験が実現します。


Amazon GOではこれを「Just Walk Out Technology」と名付けています。YouTubeに投稿されている動画でも分かりやすく解説されています。

レジ会計を待つ長い列に並ぶ必要がなくなります。またレジがないことで顧客の入れ替わりもスムーズになるのがメリットです。    

〈日本での事例〉

日本でも一足早く「スマートストア」を取り入れた企業があります。福岡に本社を構える株式会社トライアルカンパニーが経営しているスーパーセンターです。日常で使うものが幅広くそろっているので、一箇所で買い物を済ませることができます。

トライアルでは2018年2月にオープンした初のスマートストア「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」の特徴は

  • スマートカメラでお客さまの属性や行動を分析
  • スマートレジカートで決済とレコメンドを実現

Retail AIが独自開発した、小売に特化した「リテールAIカメラ」、電子値札、セルフ会計システム付のレジカート、サイネージを導入した新型店舗です。


商品の動きを分析するカメラとお客様の動きを分析する2種類のカメラを約700台設置しています。

  • 棚にある商品がどのように陳列されているか
  • お客さまがどのように商品を触ったか
  • お客さまが店内でどのように行動したか
  • 何パーセントのお客さまが売り場まで到達したか
  • お客さまは店内にどれくらいの時間いたか


などを分析できるといいます。お客さまのプライバシーを守りながらも、店舗の分析はしっかりとできる仕組みが作られています。(参考:店舗の未来を考えるメディア流通ニュース) 



「AIカメラ」による陳列商品の欠品感知により、商品の欠品減少や充足率を増加。顧客が必要とする商品が陳列され、欲しいものが欲しい時に手に入る、まさに夢のようなシステム。トライアル社は2022年には全国展開を計画しています。 

人口減少社会、人手不足が問題視されている日本で、「スマートストア」は特に需要のあるITテクノロジーだと思います。セルフレジも普及が進みますが、新型ウイルス感染症によりソーシャルディスタンスが必須になる現在、「Amazon GO」のようなレジに並ばず他人との接触を抑えられるので買い物時の不安が解消できるでしょう。

       

マーケティング×物流、マーケティング×小売りはAI・ITを活用することにより、新しい技術による業務効率化が期待できます。今後の発展が気になりますね。

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