2020.10.05

D2Cビジネスとは?

皆さま、こんにちは。愛幸毎日ブログ97日です。
今回は話題の「D2C」はなぜ注目されているのか解説していきます。

B2B、B2C、C2C…といったビジネスには様々な仕組みがありますが、ここ数年注目が集まっているのが「D2C」です。D2Cとは、「Direct to Consumer」の略です。メーカーやブランドが、自社で企画・生産した商品を、流通業者を介することなく、自社ECサイトで直接消費者に販売するビジネスモデルを指します。

〈特徴〉

D2CはECサイトしかないブランドや大手ブランドの通販とはどんな違いがあるのでしょうか?D2Cはブランドサイトの立ち上げから顧客への情報発信、広告、マーケティング、購入まで全てがデジタルで完結しています。

ソーシャルメディア(SNS)やECサイト、直営店舗で消費者とコミュニケーションをとり、生産した商品を販売します。

他にも、D2Cには以下のような特徴があります。


・明確なビジョンづくり

ソーシャルメディアやECサイトを購買のメインターゲットとしているため、企業・ブランドのビジョンをダイレクトに顧客に伝えられます。D2Cブランドは、創業者の強い思いから製品を作っている企業がほとんどで、製品の品質はもちろんのことどのように販売を展開していくか明確にあります。

そのため収集した顧客データに基づきプロモーションしたSNSやWEBサイトにたどり着いたユーザーやニッチな見込み客が狙えます。

・低価格

これまでは、商品が小売店で販売されるまでに中間業者が介するためコストがかさみ、高い値段で提供されていました。しかしD2Cは中間業者をはさまないため低価格で商品を提供できます。また、商品の種類をごく少数に絞っています。

在庫のリスクを低減しながら、アイコンアイテムをしっかり設定することで強いブランド力の構築を目指しています。

・顧客データの収集

自社のECサイトを通じて顧客データを独自に収集できます。より細かな顧客データの収集および蓄積を行うことができ、さらに新商品開発にも活かしやすい環境を設けることが可能です。

顧客と近い距離でコンタクトがとれるため素早い対応ができ満足度に応えます。


以上の理由からD2Cは現代のテクノロジーを最大に活用したビジネスで、誰でも実行可能なビジネスモデルとなりつつあります。大企業でも注目されてきています。次回はD2Cで成功した企業、急成長している企業に注目したいと思います。